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狩猟体験とジビエ料理。大島で駆除対象となっている特定外来生物・キョンを通して、大島の自然と暮らしを知り、狩猟した命に感謝し、余すところなく味わう。そんなワイルドな体験を!

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東京から一番近い島
大島が舞台です

【ジェット船】

所要時間:約1時間45分

料  金:¥8,000〜¥9,530(東京〜伊豆大島片道)

【飛行機】

所要時間:最短25分

料  金:¥13,800(東京〜伊豆大島片道)

【大型客船】

所要時間:6〜8時間程度

料  金:¥5,890〜¥16,050(東京〜伊豆大島片道)

※客室により異なる

東海汽船: www.tokaikisen.co.jp

運航予定: oosimasasikiji.tokyo

新中央航空:www.central-air.co.jp

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キョンは偶蹄目シカ科の小型のシカです。

大きさは柴犬ぐらい。

もともとは中国南部や台湾に生息している動物です。

目の上から頭のてっぺんにかけて黒い線が走り、これが目のようにも見えるためヨツメジカという別名もあります。

オスにのみ角や牙があります。

大島では動物園から脱走したキョンが野生化し、現在は約19000頭が全島に生息しています。

大島では農作物や希少な植物を食べてしまい問題になっており、そのため特定外来生物として駆除が行われています。

しかし、捕獲された後、廃棄されるだけの状態である現状を変え、キョンが生きた証を残すことができないかと考えたのがハンター・河原春馬です。

キョンは中国や台湾では高級食肉として利用されています。

キョンをジビエ料理として食べることは、大島の自然に貢献することでもあるのです。

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プログラムのご紹介

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ネイチャーガイドにより大島の成り立ちを知る

日本有数の活火山である三原山を中心とする大島は、有史以来繰り返された噴火により、独特の地形や生態系が作られています。不思議な形の溶岩や、火山灰が積み重なった地層などそれぞれにどんな歴史や成り立ちがあるのか? ツアー最初に、専門知識を持つプロのジオガイド・粕谷浩之が、その不思議の物語を解説し、皆様に大島の秘密をお伝えします。

キョンハンターから被害の現状を知る

農作物や希少植物に被害を与えるキョン。大島にはそのキョンを対象にした若きハンター・河原春馬がいます。なぜ彼はキョンを狩猟するのでしょうか? キョンをハンティングすることで、大島には何がもたらせるのでしょうか? ジオガイドに続いて、最前線で狩猟に取り組むハンターが解説します。

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キョンを捕獲する

キョンハンターの引率で、足くくりわなを仕掛けた場所へ。わなを仕掛けるにはキョンの生態を見極め、自然の状況を調べないと場所も決められません。「この地形だとキョンはどこから歩いてくるのか」を考察するのは大事なポイント。美味しく良質な肉が多い後ろ足ではなく、前足にかけるためにはどこに仕掛けるべきか。雨は降っているか、風は強くないか……。ハンターは、自然との対話を重ねてわなを仕掛けます。その日はどんな見極めで仕掛けたのかハンターから解説を聞きます。キョンがかかっていればそのまま止め刺し〜放血を行います。

キョンを解体する

放血が終わったら、専用の場所で解体を行います。まずは水でキョンの身体についた土や草、ゴミなどをよく洗い落とします。その後、ハンターが内臓を取り出すまでの作業を行います。この作業はとても慎重に行われます。内臓の一部(膀胱など)を傷つけてしまうとにおいがついて、食肉にはできなくなるからです。ハンターの素早く正確な解体を見学しつつ、皮や角など肉以外の部分の使用方法や、解体のコツや使用するナイフついてなど、ハンターから解説してもらいます。

キョンを精肉にする

内臓を取り去り、皮を剥いだ状態を「枝肉」といい、ここから食用になる肉を取る精肉作業を行います。希望者はハンターの指導のもと、精肉作業に参加できます。もちろん、その後、食用とするためにはナイフの入れ方、力の込め方にコツがあります。やり方はハンターがていねいに指導します。キョンもウシやブタと同じように、部位によって肉の味わいが異なります。いまナイフを入れているのはどこの部位? ロース? カタ? 一番美味しく希少なヒレ? ハンターの解説を聞きながら精肉しましょう。

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狩猟体験のクライマックス。ジビエ料理を得意とするシェフが手掛けるキョン料理を味わいます。キョンの肉は低脂肪、高タンパク。また鉄分が豊富であり、ウシやブタと比べてヘルシーな食肉です。ワイルドな体験の最後となるこの食事は、大島の自然への貢献であり、生きていた命を身体に取り込む感謝の時間でもあります。

お召し上がりいただける料理の一例です。くさみがなく、脂身が少ないヘルシーなキョン肉。台湾ではスープにして食べることが多いですが、大島ではこんなお料理を楽しめます(内容が変更される場合があります)。ロース肉はローストにして、大島に自生するエビズル(山ぶどうの一種)のソースを絡めたり、オリエンタルなスパイスをたっぷり使ってジリジリと焼くカバブにしたり、またスネ肉はマリネして厚手の鍋で5時間以上煮込んでドーブにしたりなど、部位の特徴に合わせた本格ジビエをご提供します。

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このツアーのガイド

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火山や植物、海岸線などのジオサイトを、独自の目線で読み解き解説します。ダイビングインスタクターでもあり、海中の自然景観、魚や海洋生物のガイドも得意です。また大島における星空観察ガイドのパイオニアでもあります。大島の自然の成り立ちや自然と共存してきた島の暮らしを、お客様の年齢や属性に合わせて柔軟にご案内します。

伊豆大島ジオパーク認定ガイド
【伊豆大島ジオガイドの会 会長】
伊豆大島オレンジフィッシュ代表

粕谷 浩之

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河原 晴馬

キョンハンター

現在20歳のキョンハンター。大島の自然に魅せられ移住、千葉県のジビエ処理施設で猟師修行を行った後、2024年9月に「伊豆大島ジビエ」を開業しました。キョンを捕獲・解体し食すことで島の自然、そこにつながる歴史・文化を守りたいという思いで日々、キョンハンターとして活動しています。ハンターの目線での島の自然や、キョンの生態、また食肉としてのキョンについて余すところなく解説を行います。

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 OPTIONAL TOUR

​三原山裏砂漠ツアー

お問い合わせ
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旅程表

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